Physio-Knee®system
Physio-Knee は内側の大腿-脛骨関節面に球状関節面を持ち、正常膝が示す Medial Pivot Motion の再現と安定性・耐久性の向上を目的とし、日本人向けにデザインされた人工膝関節です。
製品の特徴
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01
Medial Pivot Motionの再現
正常な膝関節は屈曲に伴い、内側関節面を中心とした回旋運動(Medial Pivot Motion)を示すと言われています。※文献参照
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02
全可動域での高い安定性
内側に球状関節面を有することで、一般的な人工膝関節で確認される Paradoxical Motion(前方への滑り)を抑制し、全可動域において、より高い安定性が期待できます。
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03
ポリエチレン摩耗の低減
Physio-Kneeは一般的な人工膝関節の製品に比べ、内側接触面積が大きいため応力集中が分散され、摩耗の低減が期待されます。※文献参照
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04
日本人の骨形態を基にしたデザイン
日本人の大腿骨サイズは、骨格に比例して相似形的に変化するのではなく、小さな大腿骨ほど縦長になることが知られています。
本人の大腿骨サイズは、骨格に比例して相似形的に変化するのではなく、小さな大腿骨ほど縦長になることが知られています。
※参考文献
1) S. Nakagawa, Y. Kadoya, S. Todo, A. Kobayashi, H. Sakamoto, M. A. R. Freeman, Y. Yamano: Tibiofemoral movement 3: full flexion in the living knee studied by MRI. JBJS [Br] 2000, 82-B: 1199-200
2) 岩切健太郎,小林章郎,岩城啓好,祷史明,洲鎌亮,大田陽一,格谷義徳,高岡邦夫:アルミナ製Medial Pivot 型人工膝関節の運動解析.日本臨床バイオメカニクス学会抄録集 2005
3) Iwakiri K,Kobayashi A,Minoda Y,Iwaki H,Kadoya Y,Ohashi H,Takaoka K:DIFFER-ENCE BETWEEN LOWEST POINTS AND CONTACT POINTS AS A REFER-ENCE IN 3D KINEMATIC ANALYSIS OF MEDIAL PIVOT TOTAL KNEE ARTHROPLASY.Orthopaedic Research Society 2007
4) Y. Minoda, A. Kobayashi, H. Iwaki, M. Miyaguchi, Y. Kadoya, H. Ohashi, K. Takaoka: Polyethylene wear particle generation in vivo in an alumina medial pivot total knee prosthesis. Biomaterials 2005, 26:6034-40
5) 飯田高広,箕田行秀,池渕充彦,岩城啓好,福永健治,徳原善雄,渭川徹秀,小林章郎,松井嘉男,格谷義徳,高岡邦夫:Alumina Medial-Pivot Knee(MPK)の中期成績.日整会誌 2009,83(3)
6) 箕田行秀,小林章郎,格谷義徳,上野勝,岩城啓好,高岡邦夫:Alumina Ceramic Medial Pivot 人工膝関節は低摩耗か? ‒in vitroおよびin vivoでの検討‒.日整会誌 2004,78(8)
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