FINESIA Reliosの表面処理

その凸凹には、意図がある。
ブラスト処理と酸エッチング処理によりミクロンオーダーの微細な凹凸を形成し、その表面性状が骨とチタンの結合を促進します。
表面加工
アルミナによるサンドブラスト処理で「粗面」「形成後」、酸溶液によるエッチングで微細な凹凸を形成します(右図SEM画像)。
この微細な凹凸は細胞の初期密着、増殖、分化、石灰化に影響し、骨芽細胞の骨形成に有効な微細環境であると言われています。
【参考文献】R.L.Sammons et al.Clin.Oral Implants Res.,16,657-666(2005)


ウサギ脛骨除去トルク試験「FINESIAの模擬検体(直径φ3.7mm/長さ6.6mm)で実施。」
ウサギ脛骨に4週間埋入後の除去トルク値
KYOCERA Select CP-Ti G4に『ブラスト&酸エッチング』を施したインプラント体の除去トルク値はTi-6AI-4V ELIに同処理したインプラント体と比較して有意に高く、『ブラスト&HAコーティング』を施したインプラント体と同等の除去トルク値を示しました。
【参考文献】 石崎 智大, 叶井 里歩, 黒嶋 伸一郎, 鈴江 正義, 澤瀬 隆. インプラントの材質と表面性状が家兎脛骨に埋入されたデンタルインプラントの骨結合に与える影響.日本口腔インプラント学会誌 (0914-6695)33巻特別号 Page318(2020.09)

ウサギ脛骨に4週間埋入後の断面SEM写真
KYOCERA Select CP-Ti G4にブラスト&酸エッチングを施したインプラント体には基材表面に微細な凹凸が形成されており、骨が入り込んでいる様子が確認されました。

FINESIA HAの表面処理
HAコーティング(Hydroxyapatite)
回転除去トルク値の測定結果から、HAコーティングが早期に骨固着していることが、また骨との接触面積の計測結果からは、HAコーティングの接触面積率が高いことがわかります。更にSEM画像からも石灰化の進んだ緻密な新生骨がHAコーティング層と充分に結合していることが確認されました。疑似体液浸漬試験では、浸漬4時間にて表層の微細部分にHA層と推定される結晶層の析出が見られ、以後経時的に、この結晶層の成長が観察されました。
資料提供:再建歯学研究所(1995)、東京歯科大学歯科保存学第一講座(1996)
※骨接触率:骨が線維組織を介さず、インプラントに直接接する比率

FINESIAアバットメントの表面処理
陽極酸化処理(Anode Oxidization)
陽極酸化処理によって、表面に130nmの酸化層を施しました。口腔内で審美的な調和が図れるなど、優れた特性を持っています。
