FINESIA® Relios
「FINESIA(ファインシア) Relios(レリオス)」は、「長期安定を目指したインプラントデザイン」を基本コンセプトとして開発された「FINESIA」の特徴的なボディスレッドを継承し、新たな母材と表面性状を搭載したインプラントシステムです。母材にはチタン64合金と同等の強度を有した純チタンを採用し、デンタルインプラント表面処理のゴールドスタンダードであるブラスト&酸エッチング処理を施しました。「より安定したインプラント治療」をコンセプトに開発しました。
製品の特徴
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01
材質(母材)
FINESIA Reliosの素材は、冷間加工よりも加工率を大きくした冷間強加工された純チタンを採用しています。更に冷間強加工された純チタンから京セラが強度指定した素材のみを選定して使用することで、純チタンでありながらTi-64Al-4V ELと同等の強度(引張強さ、降伏強さ、伸び)を有しています。FINESIA Reliosで使用しているこの純チタンを「KYOCERA Select CP-Ti G4」と呼んでいます。
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02
表面性状
FINESIA Reliosの表面性状は「ブラスト&酸エッチング」処理を採用しました。アルミナによるサンドブラスト処理で「粗面」「形成後」、酸溶液によるエッチングで微細な凹凸を形成します。この微細な凹凸は細胞の初期密着、増殖、分化、石灰化に影響し、骨芽細胞の骨形成に有効な微細環境であると言われています。
【参考文献】R.L.Sammons et al.Clin.Oral Implants Res.,16,657-666(2005) -
03
スレッドデザイン
荷重と骨には深い関係があるといわれており、骨基質であるコラーゲン繊維と生体アパタイト結晶の配向は、荷重ベクトルにより制御されて、上向き溝と下向き溝の周囲で異なる結果を示しています。特に上向き溝では、荷重下において連続的な応力伝達が図られることが示唆されると報告されています(参考文献参照)。スレッドは、これらの上向き溝をつくりだすデザインで設計しました。
下記外部ページにて動画説明が視聴できます(Doctorbookのログイン必要)。
https://academy.doctorbook.jp/movies/415 -
04
ドリリング
パイロットドリルからファイナルドリルまで、1mmごとにラインナップされたストッパーは、ドリリングの安全性の向上が期待できます。
また、ガイデッドサージェリー用のドリルシステムは、より正確なインプラント体の埋入が期待できる「ドリルキーレス対応」「サージカルガイドを装着したまま埋入を可能とするフルサポートガイド対応」を実現しています。最小限のドリルで埋入窩の形成を可能とするシンプルな術式です。
適応症の拡大を目的にガイドチューブの設定位置を3種類(9mm、11mm、13mm)から選択いただけます。
「FINESIA」「Relios」は京セラ株式会社の登録商標です。
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Bone Level(価格表示あり)
Tissue Level(価格表示あり)
サージカルガイド(価格表示あり)
臨床レポート
本臨床レポートはFINESIA システムの臨床例です
関連リンク
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FiINESIA Relios
1から始めるインプラント治療〜インプラント埋入手術の実践〜小川 勝久 先生
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